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コートヤードに繋がる暮らし 

松本・清水の家
 

敷地は松本市文化ゾーン、近くにはあがたの森公園、大型ショッピングモールがあり、利便性の良いエリアにある。敷地周囲には、西側に9階建て分譲マンション、東、北側に開発分譲による住宅が建ち並び、都市型住宅街の地域景観内にある。
 

建て主の要望は、プランニングにより近隣環境からプライベートな暮らしを確保することであった。L型配置で囲い塀など数案の提案から、コートヤードを中心に据えた最終案となった。

コートヤードはリビング、ダイニング・キッチン、和室と動線で繋がり、玄関ホールからは視線で繋がっている。また、各エリアのライトコートとしても機能している。

外観意匠では、制限された建物配置から、屋根庇の代替えとして窓庇による日射対策を施しハコ家型形態とした。外壁はアプローチ庇下を杉板押縁羽目板、その他を左官壁による仕上げで統一し建て主希望の佇まいを表現している。建物内部は、ハイブリット断熱の高気密断熱仕様と蓄熱式床暖房を効率よく建物全体にいきわたるよう、リビングボイドにより2階まで暖気導入し、温熱環境の均一化を実現した。

空をつかまえるコートヤードは、アウトドア志向の暮らしを念願していた建て主に、周囲の視線を気にすることなく利用し、リラックスできる場となりました。

多様化する暮らし方の一つのカタチを建て主と共に見出し、信州の心地よい自然・気候をさりげなく響感できる建築となりました。「息子のお気に入りのスペースになっています」という感想が、感謝と共に、大変励みになる言葉となりました。

場所:松本市清水

規模・構造:木造2階 軸組み登り梁工法

敷地面積:190.95㎡

延床面積:120.50㎡

施工:CM分離発注方式 

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​© OGAWARA SEKKEI

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